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戦争と平和 - 2014.07.27 Sun

「若い読者のための世界史」E・H・ゴンブリッチ著(中公文庫)を読んでいる。
なかなか進まない。まだ紀元前。タイトルの通り、子供にお話を聞かせるように書かれているのだが、いい大人であるわたしは、ほとんど無知で、その事実を突きつけられる気恥ずかしさと戦いながら読まなければいけない。だからなかなか前に進まないのだ。
分かったことは、人類はずっと戦争をしてきたということで、結局、歴史とは戦争の歴史である、ということだ。
これまで戦争で流された血の量は、太平洋の海水以上ではないのか、と考えると絶望的な気分になる。

久しぶりに「朝まで生テレビ」を見る。集団的自衛権をめぐってのもの。
ずっと気になっているのは、野党側というか、安部政権を批判する側の論理の脆弱さだ。
ホルムズ海峡を封鎖されたら日本に石油が来なくなる。そうなったら日本経済は立ち行かなくなる。いいのか。機雷除去という危険な仕事を米軍にまかせて、日本はなにもしなくていいのか。という政府側の論理に、例えば、心理学者の香山リカは、最近自衛隊員の自殺者が増えていて、一般国民の自殺率の比ではない。それは安部政権が云々という論理では抗しえないことは中学生でも分かるのではないか。
先刻の閣議決定されたものには相当の瑕疵があることは分かった。が、ただただ「憲法を守れ」だけではもう国民の支持は得られまい。明解に意志表明をしている安部に対抗するには、この国をどうしたいのかを明解に示す必要があるはずなのに、野党及び護憲派(?)の言葉からはそれが見えない。

同じ日、朝の番組「よ~いドン」の「隣の人間国宝さん」に凄いひとが登場していた。
玄関に「木彫」の看板があり、中に入ると、わたしと同年代のおじさんがいた。金曜のこのコーナーの担当である八光が、ところ狭しと置かれてある木彫の作品を見て、これは売り物なのかと問うと、売り物じゃないと言い、自分は年金で生活してるから金はいらないのだ、と言う。ここからがハイライト。
年金は月に3万5千円。家賃はいらないからこれで十分。自分のいまの贅沢は週に一度、120円で炭酸系の缶ジュースを飲むことで、その週のいちばん気分のいい時に飲むと決めているのだという。
また、週に一度、銭湯に行くのも楽しみのひとつで、その銭湯も近所のではなく、山ひとつ越えたところにある銭湯で、汗だくになった体を湯船に浮かべてるときは最高だというのだ。
むろん、このひとのこういう暮らしぶりだって、石油が止まれば、経済がガタガタになり、ひいては、月3万5千円の年金も危うくなる可能性だってなくはない。でも、3万5千円が2万円になったって、こういうひとはなんとかしてしまうのではないか。
あるいは。作品はそれこそ売るほどあるのに売る気を見せないという姿勢にも、ただただ敬服するのみだ。
表現というのは要するに自己顕示欲の具体化だが、このひとは作るだけで誰かに、買ってもらおう、褒めてもらおうという気がないのだ。戦争とは要するに、自己顕示欲の拡張行為でしょ。

このひと、徹底した平和主義者なのだ。すべての人間がこういうひとなら、戦争は起きないだろう。もちろん、原発もいらない。




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