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われいまだ修業中の身ゆえ …… - 2014.05.05 Mon

今日は天皇賞。待ちかねていたぞとばかりに京都競馬場に行く。
家を出て30分足らずで競馬場に到着。分かっていたけど感激!
淀駅から競馬場に着くまで、徒歩で5分強。途中に歴代の名馬のポスターが。どこの競馬場もそうなっているのだが、久しぶりに、「大王降臨 キングカメハメハ」なんてポスターにウルッとしてしまい。

予想してはいたのだが、人出の多さに驚く。パドックなど人間の山盛り状態。馬なんか見られやしない。すぐに家でテレビ観戦してた方が …と思ったが、バカ、競馬場に近いというんで伏見桃山に引っ越したんでしょ、と自らにダメだし。

大観衆になったのは、GW中ということももちろんあるのだが、やっぱりメインの天皇賞に役者が揃ったからだ。とりわけキズナ。いまや客を呼べる大スター。わたしのキズナがなんだか遠い存在になってしまったなあと一抹の淋しさを感じつつ。でも、馬場に入って来て、正面の大型テレビにその雄姿が映し出されると場内からウォーという大歓声。ここでまたウルルと ……
しかし結果は ……

今更ながら競馬は難しいと実感。絶対と思われたキズナが4着、まさかホッコーブレーブなんかの後塵を拝するとは!

敗因は? キズナの敗因はやっぱり3千2百という距離に適性がなかったのだろう。そうとしか思えない。
そしてわたしの敗因は? これも久しぶりの競馬場で、なおかつ大観衆、その熱気に煽られて冷静さを失ってしまった、これに尽きますな。すっかり舞い上がってしまって、買うべき馬券を買わず、買う必要のない馬券を買ってしまった。

レース終了直後、誰かが(多分おっさん)、「蛯名は頭がええんや!」と叫びました。蛯名とは勝ったフェノーメノに乗ってた騎手の名前。
確かに。こんな大観衆、こんな大レースでも普段通り、馬と自分の持てる力を発揮できる蛯名に比べて、わたしときたら ……
まだまだ修業が足りない。今日はこのことを学ばせてもらいました(泣)。

大学をやめてからずっと、毎日が日曜日みたいな生活をしているのだが、今週は …
火曜には大宮から姪が遊びにきて、水曜は神戸から西さんが戯曲のお勉強に来て、木曜には東京から、わたしの芝居に何度か出演してもらった志甫さんが、赤ちゃんを抱いてやって来て、金曜は仕事で京都に来た柄本(明)さんと久しぶりに酒を飲む。
柄本とさんと会うのは何年ぶりになるのか。多分今世紀に入って初めてではないか。それでも10年以上にも及ぶブランクがなかったみたいに、あれこれ話がはずみ、5時半に会って二軒目のバーを出たのは12時を過ぎていたから、なんと7時間も話し続けていたのだった。
ま、久しぶりということで積もる話もあったということではあるが、いくら久しぶりだって話が続かないひとは続きませんからね。そういうひとがいるということは、ありがたいというほかないわけで。

なにごとにもタイミングというものがありますね。柄本さんと岩松さん。いまは疎遠になってしまったこのおふたりと初めて会ったのは、多分80年代の終わり。劇団でやっていた芝居にわれながらもうひとつ納得がいかず、でもその打開策が見つからない。ふたりにあったのはそんな時で。まさに目から鱗でありました。
その時より早くても遅くても、多分、おふたりに対していまもわたしが持ち続けている敬意は生まれ得なかったろう。彼等が当時、東京乾電池でやっていた芝居の革新性を理解出来ず、いやそれどころか、強い反発さえ感じたはずだ。
ラッキー! というほかない。

久しぶりに会ったものの、ふたりともなじみの店があるわけではなく、ということで、これまたずいぶん昔、故・黒木和雄さんから、戦前の映画監督・山中貞雄を主人公にした映画のシナリオを依頼されたことがあり、その取材で、山中やマキノ等、いわゆる鳴滝組の連中が足繁く通った「なる瀬」という小料理屋に行ったことがあり、そこへ行くことに決定。
しかし出かけてみたら、もう代替わりをしていて、でもいいでしょ、ということで中に入る。
こういうのも奇妙な偶然、というのか。そう、このブログで散々マキノ映画のことを書いていたら、こういうことになるのですからねえ。
柄本さんが久しぶりに電話をかけてきたのは、劇団の若いひとたちが近々、わたしが昔書いた「溶ける魚」をやるということで、ついては演出をと、柄本さんにお願いしにきたと。でも、戯曲の真意がよく分からないので、ちょっとわたしの話を聞きたいと、そういうことだったのだ。
ここらへんも、柄本さんらしい。謙虚かつ真摯というんでしょうか。恥ずかしいとか面倒くさいとか、そんなことは言わずに、分からないことは分かっている(らしい)ひとに聞く。調べる。骨身を惜しまない。いまや稀代の名優なのに、偉いなあ、柄本さんは。

そこを出て、もう一軒行きましょうと、柄本さんが知っているという、場所がどこだったのか、10分くらい歩いて小さなバーへ。
そこは、それこそカツシン氏もよく顔を出していた、映画・演劇の関係者の間ではよく知られているところらしい。多分70代後半と思われる、とても感じのいいマスターひとりの店。その話しぶりから、映画好き芝居好きであることはすぐに分かったが、他のお客が帰って私たち3人だけになって、あれこれ話をしているうちに、このマスターがただものではないことが判明。
ただの映画好き・芝居好きではなかった。歌舞伎からアキ・カリウスマキの映画まで、とにかくよく見ている。なんでも知っている。火水木のお昼は映画を見る。土・日は芝居。これをもう何十年も続けているというのだ。な、なんというひと! 
作品あるいは俳優に対する寸評も、わたしなどが偉そうにいえる相手ではないのだが、もの言いは柔らかいのだが、実に的を射ている。前回書いた、NHKの「カツシン」も見ていて、わたしと同様の感想を持ったらしい。「自分とカツシンさんの違いがわからへんのですからなあ、あきれましたわ」と。

巷に隠れた偉人あり。勉強させていただきました。ありがたや、ありがたや。





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