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年輪を重ねる - 2012.09.14 Fri

ふー。「蒸気愛論」もう少し。今度の日曜までには終われそうだ。

ほかのひとはどのように仕事をしているのか知らないけれど、ずいぶん前から、新作はこれまでの自作のすべてを包み込む、いちばん新しい外側に出来る年輪のようなものにしたいと考えてきた。

今回の作品もそのようになっている。以前ここでも紹介したと思うけれど、話の軸は、長く逃亡生活を続けていた
元(?)オウムの菊池直子をモデルにした女と、彼女に戸籍を盗まれていた女との、<なりすまし・なりすまされ)関係である。
このテーマ(?)は、ドラボ作品に限っても、「ラメラ」、「ボヴァリー夫人」等々でも内包されている、わたしにとってはお馴染みのものだ。
問題は、過去の作品よりも進化・深化されているのかどうか、それこそ新しい年輪になりえているのかどうかだが、もろん、わたしにはよく分からない。自分のことはよく分からないのだ。

先週の土曜と今週の月曜、2回にわたってNHKの「プロフェッショナル」枠で、高倉健が取り上げられた。
健さんのお顔を見るのは何年ぶりだろう? 久しぶりに見る健さん、そのあまりの変わりなさに驚嘆。更に、81歳と聞いてめまいを覚える。
番組の中で若い頃の出演映画を流していたから、比べればもちろん違う。だけど、かってわたし(たち)の神であった健さんは、いまも「神」であることを裏切らず、いや、神々しさを増したかに見えるのだ。
テレビの前で涙ぐんでしまった、わたし。

「画面を通して俳優の生き方が見える」。
健さんはこう言われた。異議ナシ。ろくでもない生き方をしている俳優は、ろくでもない芝居しか出来ない。

こんな凄いことも言っていた。「喋り過ぎると、目力がなくなる」
言われてみれば確かにそうだ。台詞をペラペラ喋る俳優には目力がなく、夢遊病者みたいに見える。

民主党、自民党の代表・党首を決める選挙が近くあるということで、候補者たちが連日TVに出演している。同じく、新党を立ち上げた橋下も。
彼らの顔、そして言葉のなんと薄っぺらなことか。健さんを見てからそのことが怖いほどハッキリしてしまった。
実に醜悪軽薄。あいつらは自分が出ているテレビをチェックしているのだろうか。自の笑顔の気色悪さや言動のうそ臭さにどうして気づかないのか。ま、正気のひとではないのでしょうな。家族だったらそこらへん分かるし言えると思うのだけれど。ほったらかし? それとも同病?

自民党の石原と民主党の原口が特に気持ち悪い。別枠で石破と橋下。顔だけ見れば野田がいちばん大人の顔をしていて、それはある種の苦渋がうかがえるからだが、前記の4人は顔つきが幼稚で(もちろん言論も)、おまけに薄汚いから始末におえないのだ。そう、年輪を感じさせないのですよ。




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● COMMENT ●

確かに竹内さんの仰る通り、今の政治家(特に上記4人)の発言・言動は軽薄で気持ちが悪いと思います。
ただ、私は政治家の事を批判する演劇関係者にも同様のことが言えると思います。
なんというか、批判の仕方が画一的だと思うのです。演劇関係者は皆、申し合わせたように橋下市長を批判していますが、その内容は「想像力の欠如」「芸術・文化を衰退させる」
殆どがこの二つのキーワードで成り立っており、このフレーズさえ使えば、取りあえずは芸術家である自分達を上位に置き、橋下を悪者にして攻撃できるのでわないか、というような安直さが伺えるのです。
自分達が作った作品の反省はせずに、ただ、助成金が貰えないからイチャモンをつけているようにも見えます。
それもストレートなイチャモンではなく(それならばまだ救いはあるのですが)「想像力」や「芸術・文化」という言葉を使うことによって、あたかもそれが高尚な批判であるかのように装い、さらに、そのことに自分達が気づいていない(というか自分たちは無垢で善意の芸術家だと思い込んでいる)という、二重三重の性質の悪さを感じます。
穿った見方かもしれませんが、ここ最近の橋下批判に、少し違和感を感じていたので、書かせていただきました。
いつの時代も芸術は反体制主義・反権威主義であり、マイノリティの味方であるはずです。
もちろん、だからこそ体制・権威の象徴である政治家を批判するのでしょう。
しかし「政治家を批判すること」事体がいまや権威になっており、「政治家を批判する事を批判する事」は演劇の世界においてはマイノリティになっていると思います。これは本末転倒の気がしてなりません。
長々とコメントを書いて失礼しました。
できれば竹内さんの、私のこのコメントに対する批評も聞かせてもらえれば幸いです。
p.s
「蒸気愛論」はもちろん観に行かさせてもらいます。楽しみにしています。
まつもと


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