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それ、逆でしょ? - 2010.09.13 Mon

映画「ウ゛ィヨンの妻」を見る。小説のストーリーだけを抜き出せば、ひたすら重く暗いわけだけれど、なんの予見もなく読めば、そこにはつい笑ってしまうような軽さがあるのだ。しかし映画は、ま、とにかく真面目で。
自身をモデルとしていると思われる、家庭をかえりみない身勝手な男を、小説では彼の妻の視点から描いてる。これって要するに、女装して自分のひととしてのいたらなさを告白してるようなものだから、基本的にふざけてるっていうか、反省なんか全然してないってことでしょ。映画の欠陥、挙げたらきりがないけど。そう、戦争直後という時代背景がさっぱり感じられないとかね。でも、いちばんこれマズイでしょと思ったのは、主役を演じた松たか子。理不尽な夫の振る舞いをじっと耐えるけなげな女を真面目にやってんだけど、違うんだよね。そんなありきたりな女じゃないんだから。もっと得体の知れない淀んだ沼みたいな、危ない女なんだから。せれに松さん、全然色気がなくて、妻不木や堤真一に言い寄られても、そんなこと全然しそうにないから、ハラハラもドキドキもしない。
まるでそうでなければならないと思いこんでいるかのような、渋い色調。これもわたしには真逆に思えた。太宰の世界は、抜けるような青空のもとでこそ描かれるべきではないか、と。
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