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公演終了のご報告 - 2010.08.09 Mon

芝居の公演に直接かかわったのは、今回でいったい何度目になるのか。手間をかけて作った舞台装置がただのゴミとなって運ばれていくサマの、なんと空しく切ないことか。一方で、すべてが無になってしまう爽快感がないではないけれど、でも、このなんともいえない喪失感からは何度やっても自由になれない。
それはそれとして。
今回は劇団創立メンバーのひとりである堀さんが、病気で稽古に出てこれないという危機的状況があり、奇跡的とまでは言わないが、とにもかくにも公演を無事終えられたことを感謝したい。

今後の課題は限りない。スタッフ力の不足が如実にあらわれてしまったこともそのひとつ。その何割かはキャリア不足からくるものだが、大半は個々の自覚の問題だろう。

それは、俳優諸君に関しても同様だ。身びいき分を差し引いても、年齢・キャリアのことを考えたらよくやっていると思う。でも、「よくやってる」の大半は、結局のところ、(こういうことは誤解がないようにはっきり言った方がいいと思う)わたし竹内の指導力によるものだ。

今日たまたま週刊誌を立ち読みしていたら、元プロ野球選手で指導者としての経験もある、権藤博と廣澤克己が対談をしていて、その中で、「優れた選手はコーチや監督に指導されて育つものじゃない」というようなことが語られていた。イチローや松坂を育てたと自称するコーチが、では他にどんな名選手を育てたか。コーチや監督が優れていたのではなく、イチローや松坂には、1を聞いて10を知る能力と、いいと思ったらそれをすぐに実行出来る能力(冒険心?)が人並み外れてあったからだ、と。まあ、こういう文脈でふたりは語っていたのでしたが。

よく、芝居にかぎらず表現にかかわる事柄は教えられないなどと言うけれど、教えられることはいっぱいある。でもそれは、野球でいえば高校野球のレベルまで。だから、高校野球には名監督や名コーチはいっぱいいるのです。
でも、それ以上のレベルを目指すとなると、それはもう教えられる領域ではないと、こういうことなのです。

DRYBONESも、多分もう高校野球のレベルは、チームとしては超えたはずだ。あとは、個々が、どこのレベルまで行きたいのか、そこへ至るためにはなにをしたらいいのかを考え、その思うところを実行に移せるかどうかにかかっている。それとは別に、集団の方法の共有も急務としてあるだろう。

わたし竹内としては。戯曲を書く速度がここにきて上がっている。そのことはとりあえず喜ばしい。でも、年に2本も3本も書くのは無理なので、新しい書き手の登場を望んでいるのだけれど。もともと、この劇団は、若い作家たちの発表の場としても機能させたいと思って作ったのだ。われこそはと思うひと、ドシドシ戯曲を書いて劇団まで送って下さい。面白ければ上演させていただきます。

最後に。今回は劇団員総出でチケットを売るために営業に走り回ったが、残念ながら、さしたる結果をもたらさなかった。わたくし個人的にはこれでさらに闘争心に火がついたのだが。いまさらながら、関西圏における演劇への無関心(あるいは不信感?)を再認識させられた。とりわけ、わが専攻学生も含め、演劇にかかわっている人々の演劇への好奇心のなさはどうだ。演劇への関心のほとんどすべては「ヤル自分」に向けられているのだろう。

「他人への畏れ」を知らないという意味では、どいつもこいつもこどもなのだ。











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