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アングラっぽい? - 2010.07.11 Sun

専攻の卒業生某から、公演の案内が携帯のメールに届けられた。一斉送信であろうから、その文面の瑕疵(?)をいちいちあげつらうのは、いささか大人気ないと思えなくもないのだが。

「今度はいままでと違ってアングラっぽい芝居で」という箇所にわたしはひっかかったのだ。
「アングラ」もしくは、「アングラっぽい」とは、いったいどういうもののことを言っているのだろう?
「宝塚っぽい」ならよく分かる。「唐十郎っぽい」というのもイメージ出来そうだ。でも「アングラっぽい」というのは、分からない。それは内容を指しているのか、劇のスタイルを指しているのか、それとも?


アングラという言葉は、わたしの認識では、1960年代半ば、当時「映画評論」の編集長だった佐藤重臣が、アメリカの、今で言えばインディペンデントの映画を紹介するのに使ったのが、日本初のはず。別に厳密な規定のもとに使われたわけでなく、だからこそ世間に流布したのだろう。

自らの劇を「アングラっぽい」と称するなら、まず自らの「アングラ」の定義を示さなければいけないし、更に嫌味な言葉を重ねるなら、自らの劇をそのような既製の(しかも曖昧な)カテゴリーに押し込めて紹介してしまう、その神経がわたしには分からないのだ。

唐十郎が自らの劇を「アングラをやっているわけじゃない」と言ったのは有名な話だ。
そう、劇に限らず優れた表現(ひとも馬も?)はどれも、まるでそれが権利であるかのように、既製の枠組みから外れてしまっているものだ。

卒業生某は、軽い気持ちで使ったのだろうが、某が現在が、そんな軽い言葉を容易に許す環境にその身を置いているのではないかと思うと、元教師のわたしとしては、少なからず心が痛むのである。
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